浦崎真子/「ひみつめく」より
初つばめ少女に堅きふくらはぎ
指差して誰か呼びたき土筆かなく
花鳥や弁当箱に玉子焼
読むほどにこんがらがつて葱坊主
夏芝に影を回せる風車かな
戻る